魅力だらけのインフラエンジニア!

業務別に見るインフラエンジニアの種類

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インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアの種類

サーバーエンジニア

インフラエンジニアは、業務内容によってタイプが分かれます。どれも関連性が高くIT知識を統合的に理解し、高いスキルが必要です。
まずは「サーバーエンジニア」を紹介します。
ユーザーからのリクエストを受けて何らかのデータを返すのがサーバーというハードウェアです。サーバーは、ITシステムを構築するうえでとても重要です。サーバーエンジニアは、サーバーそのものの選定と調達、システム要件にあった設定などを行います。サーバー選定はとても難しく、どれくらいのサーバーをどの程度調達するのかはサーバーエンジニアを悩ませる難しいテーマです。
サーバーには、ラックマウント型、タワー型などの見た目の違いもありますし、サーバーに搭載されている各種パーツの違いもあります。エントリー、ミドル、ハイエンドなどに分類されています。最近ではクラウドや仮想サーバーといった技術も登場しています。それぞれのサーバーの役割や特徴を把握し、これから開発するシステムにマッチする構成を選定する必要があり、専門的な知識が要求される仕事です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、システムに必要なネットワーク機器の選定と設定を行います。ちなみに、ネットワークにはトポロジーというものがあり、ネットワークのノードと経路との相関関係を抽象化した概念です。ネットワークの設計図を作成するときにこの考え方を利用します。
Webアプリケーションの動作を例にすると、ほとんどがフロントエンドとバックエンドに分かれて構成されます。フロントエンドとは、ユーザーが直接操作する部分でブラウザのプログラム言語であるHTML、CSS、JavaScriptで構築します。クライアントサイドと呼ぶこともあります。バックエンドは、サーバーで動作するPHPやデータベースのMySQLなどのことを言います。サーバーサイドと呼ぶこともあります。ネットワークエンジニアは、フロントエンド用のサーバーをL4スイッチで外部のインターネットと接続したり、バックエンドで動作するDBサーバーなどをL2スイッチで接続したりします。

運用・保守エンジニア

システムのメンテナンスやオペレーションを行うのが運用・保守エンジニアです。OSやミドルウェアのアップデートを適用したり、システム障害を未然に防ぐため監視業務を行ったりします。もし、システムに異常が発生した場合は、被害を最小限に抑えるため迅速に復旧対応をします。なお運用・保守エンジニアは上流工程に関しても把握しておかなければならず、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアの知識、スキルも必要になる難易度の高い仕事です。