2018年のデータでは、インフラエンジニアの平均年収は460万円でした。これは、IT業界でも結構な高水準です。年齢別で見てみると、20代の平均は300~400万円。30代の平均は350~500万円。40代の平均は400~600万円となっています。技術職なので経験を積めば積むほど年収は上がっていくようです。資格を持っていれば若くても年収が上がりやすいようです。
資格では、特にシスコの資格を持っていると年収が上がりやすく、CCIEを取得すればインフラエンジニアとしては最高のスキルを証明でき、その平均年収は、550~750万円ととても高額になっています。シスコ社が正式に公開しているわけではありませんが、CCIEを取得しているインフラエンジニアは全体の1%以下とも言われています。他にもLPIC、Oracle Master、AWS認定などの資格を持っていれば年収アップが望めます。
転職や就職で気になるのが年収です。前述の通り、インフラエンジニアはIT業界でも比較的高給です。その理由は、とにかく人手が足りていないからです。インフラエンジニアとして仕事ができるだけのサーバーやネットワークに関する知識とスキル、経験を持った人材が不足しています。インフラエンジニアを必要としている企業間で取り合いが発生している状況です。最近はプログラミングスクールが増えていますが、インフラを学べるところはまだ少なく優秀な人材が増えていません。
また、インフラエンジニアはITシステムを運用するうえで必要不可欠な存在ということも大きな理由です。サーバーを管理、運用できる人材がいなければシステムを運用していけないからです。システム障害が発生すれば大きな損害が発生するため、高い給料を払ってでも優秀なインフラエンジニアを採用したいのが実情のようです。
インフラエンジニアは将来的にも持続性が高く、益々需要は高まるでしょう。一度インフラエンジニアとしてのスキルを身に付けてしまえば将来安泰だと思います。
また、社会貢献度も高くやりがいのある仕事です。安定して働けるだけでなく、様々な資格を取得していけば年収をアップさせることが容易な仕事でもあります。まずは、LPICやCCIEなどの資格取得を目指し学習していくとよいでしょう。
このようにインフラエンジニアはとても魅力的な仕事です。これからインフラエンジニアを目指す人が増えていくことを願ってやみません。
インフラエンジニアの魅力は高年収!
インフラエンジニアに求められるスキルはこれ!
インフラエンジニアの種類は「ネットワーク」「サーバー」「運用・保守」
インフラエンジニアはITインフラのスペシャリスト!